シェービングブロアを交換しました。
シェービングブロアとは製材の際に排出されるおがくずを粉砕する木材粉砕装置です。プレーナーから出る木くず、かんなクズを細かくします。
設置完了の様子です↓
シェービングブロアはプレーナー(自動かんな装置)に接続されています。プレーナーから出てくる削りかすをシェービングブロアが吸い上げます。装置の中で待ち構えるステンレスの網(6mmの穴が開いてる)が削りかすをさらに細かく粉砕します。
いままでシェービングブロアは取り付けられていました。しかし、削りの目の粗さが違います。さらに細かく粉砕できるのです。古いシェービングブロアの削りかす(左側)と新しいシェービングブロアの削りかす(右側)の比較です↓
新しいシェービングブロアの方が削りかすがだいぶ細かいのが分かります。
これくらい細かくなると、牛舎の敷料、敷床として再利用できます。そのため、近くの畜産農家の方が引き取ってくれます。いままではすべて廃棄でした。目が粗かったため、吸水性が悪く、敷料には不向きだったためです。
毎日たくさんの量の削りかすが出ますが、これからは毎回軽トラックで廃棄しに行く必要がなくなり、経費削減にもつながります。
ステンレスの目を変えただけで経費削減。しかも、地域材の廃棄物が地域産業に再利用されるようになりました。