県産材を使うと住宅ローンの金利が安くなる制度を設けている地方自治体があるので、ご紹介します。
住宅に県産材を使用すれば、地元の林業振興や森林整備事業に貢献できて、なおかつお施主さんもお得になるので、いい仕組みです。
高知県産材住宅ローン(こうちの木の住まいづくり助成事業)
高知県産材を使用した新築住宅に対して、借入時から最終返済日まで住宅ローンの金利が引き下げられる助成事業です。
具体的には、高知県内で製材された国産の木材を住宅の構造材に50%以上使用し、在来軸組工法により建築される木造住宅が対象となります。
兵庫県産木材 木造住宅ローン
兵庫県でも、地元の県産木材の利用を促進するため、県産木材を使用した木造住宅に対して、低金利融資制度を設けています。
具体的には、県内に県産木材を50%以上使用した自ら居住するための木造住宅を新築、新築購入し、かつ【県産粘土瓦を50㎡以上使用す or 兵庫県環境配慮型住宅を建築する or 県産木材を80%以上使用し、高強度梁仕口「Tajima TAPOS」技術を使用する】。
同じ2,000万円の借り入れでも、この低金利融資制度によって250万円以上支払が少なくなるケースもあるようです。
http://www.morinoki.or.jp/loan.html
いしかわの木づかい応援住宅ローン制度
石川県でも、県産材の使用促進のため、県内の林業団体や金融機関と連携して、県産材を住宅一戸あたり5立方メートル以上使用している住宅の施主さんに対すて住宅ローンの金利優遇を行っています。
山梨県産材利用住宅認証制度(住宅ローンの金利優遇制度)
山梨県産材を延べ床面積1m2あたり0.04m3以上使用した新築を、山梨県、近県で建てる場合、山梨県の地元銀行にて住宅ローンを契約すると優遇金利が適用される制度がかつてありました(下記事リンク参照)。
現在、そのような制度が利用可能かどうかや、具体的な優遇金利の利率については山梨県や金融機関へお問い合わせ下さい。
参考ページ
お住まいの地域に県産材利用の住宅ローン金利優遇制度があるなら、利用すると大きなメリットがありますね!