ここでは、土木工事現場で使われる木材用語、呼称を解説します。
県産材というと家の建築に使われるイメージですが、実は道路工事や山の法面修復など、土木工事にも広く使われているんですよ!
土木工事関係の材のご相談、お問い合わせは樋口製材までお気軽にどうぞ(090-1882-3542)。山梨県内外でご利用いただいています。
バリ棒
バリ棒とは、丁張り(ちょうばり)など、土木工事を始める前に、どこをどう工事するか正確な位置を決める作業に使う材です。「ばり」という言葉だけが残って「バリ棒」と呼ばれるようになったと思われます。建築現場でも使われますが、土木現場で多く使われます。
当社では、25~30mm角のものが多く出ます。
貫(ぬき)・半貫(はんぬき)
土木現場で丁張り、測量などで横に渡す材として使われます。貫(ぬき)は正貫と同じです。半貫も貫も厚みは同じで、幅が貫は倍です。貫は幅が広いので板とも言えます。
貫なら、
・2m×1.5cm×9cm
・4m×1.5cm×9cm
半貫なら、
・2m×1.5cm×4.5cm
・4m×1.5cm×4.5cm
といった感じです。
正貫↓
半貫↓
貫き板(ぬきいた)
貫き板は貫(正貫)のことです。
サンギ
長さは様々ですが、太さは2.5cm×5cmや3cm×4cmなどのサイズの角材です。型枠の部材に使われます。
杭(くい)
さまざまな長さの杭があります。これも、丁張り、測量、工事範囲の目印などに使われます。
当社では以下のサイズの杭を取り揃えています。
・1.2m×4.5cm×4.5cm (税抜180円)
・1m×4.5cm×4.5cm (税抜150円)
・90cm×3cm×4.5cm (税抜100円)
・60cm×4.5cm×4.5cm (税抜95円)
・40cm×3cm×3cm (税抜60円)
以上、工事現場で使われる木材の名称解説でした。