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Home / 製材・木材 / 『野地板』は材界のなんでも屋!屋根材、壁材、目隠しフェンスなどプロ・DIYで広い用途 

2023/08/25

『野地板』は材界のなんでも屋!屋根材、壁材、目隠しフェンスなどプロ・DIYで広い用途 

野地板(のじいた)は、新築現場からDIYまで広く使われる便利な材です。屋根材、壁材、目隠しフェンスなど建築現場やDIYで幅広く使われます。『材界』のなんでも屋⁉ 

目次

  • 1 野地板とは
  • 2 野地板の用途について
  • 3 野地板の入手先について
  • 4 野地板のサイズは?
    • 4.1 当所「樋口製材」に置いてある野地板
  • 5 野地板の強度
  • 6 野地板を使う際の注意点

野地板とは

野地板とは、本来屋根を葺 (ふ)くための下地となる部分で、屋根の骨組みである垂木 (たるき)の上に張り巡らす板のことです。野地とも呼びます。

なお「野地板」と「壁板」、「棚板」の境は実はあいまいです。使う人がどう呼ぶか、どう使うかで決まるところがあります。ただ、一般に野地板と言ったとき『表面がざらざらした挽いたままの材』ということは言えそうです。

野地板の用途について

  • 本来は、屋根の骨組みに固定し、屋根瓦を敷く土台板として。
  • DIY材として、エクステリア、家具、塀、目隠しフェンス、植栽の覆いなどにも使われる。
目隠しフェンス(イメージ)

野地板の入手先について

ホームセンターや地域の製材所から手に入れます。

ホームセンターにはさまざまなサイズの野地板が常備されています。製材所にも、主に地域材で挽いた野地板が常備されていますし、好きなサイズで挽いてもらえます。

製材所は、4mと長い材や3cmと厚い材も手に入りやすいのが特徴です。また、好きなサイズで挽いてもらう場合は、当日材が手に入るわけではないので、あらかじめ余裕を持って注文しておきます。

4mと長尺の野地板
製材所にある板材(購入者の用途は野地板ではなく壁板)

野地板のサイズは?

野地板のサイズには、とくに決まりはありませんので、販売しているお店ごとに違います。

ホームセンターで購入できるサイズは、幅100〜150mmくらい、長さ1800〜2000mmくらい、厚み10〜15mmくらいが多いようです。

製材所では基本的に自由にサイズを決めて引く受注生産ですが、在庫として常備している野地板も多くあります。その場合サイズは、幅100〜150mmくらい、長さ2〜4mmくらい、厚み20〜30mmくらいとホームセンターの野地板とり一回り大きいことが多いようです。また材質も地元の杉、ヒノキであることが多いです。価格も比較的リーズナブルであるケースが多いと思います。

当所「樋口製材」に置いてある野地板

お客様よりサイズを指定していただいて挽く場合が基本ですが、倉庫にある在庫品にはたとえば以下のサイズがあります。樹種は山梨県産ヒノキ・杉です。

・4m×150mm×30mm

・4m×180mm×20mm

・2m×150mm×30mm

・2m×90mm×30mm  など

厚み1.5cmの野地板
幅18cmの野地板
幅が9cmと狭めの野地板

野地板の強度

野地板は、構造用合板のように強度を想定して作られた材ではありません。そのため、野地板の強度はべニアより劣ります。強度が求められないようと、野地板の強度で十分足りるシーンで使われるということになります。

野地板を使う際の注意点

野地板は基本的に挽いただけの材で、表面を滑らかにする処理(ヤスリ掛け、プレーナー処理など)はされていません。そのため、バリやささくれが多く、素手で不用意に触るとトゲが刺さります。

扱う際には軍手を着用しましょう。また、運搬時には木くずが落ちるので、車内が汚れないようにする工夫が必要です。

また、長尺で買うことも多い野地板は、搬送時に軽トラックが必要になることもあります。ホームセンターなら軽トラックが借りれますし、製材所なら配達してくれることも多いでしょう。

もしもDIYなどで、野地板をひと目に触れる場所(部屋の内装、家具など)に使う場合は、プレーナー処理を行うことをおすすめします。ホームセンターではカットはしてくれますが、プレーナー処理までしてくれるところは見たことがありません。製材所なら無料でプレーナー処理をしてくれるところも多くあります。

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