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Home / 製材・木材 / 地元の工務店で家を建てるメリットと注意点

2024/08/13

地元の工務店で家を建てるメリットと注意点

家を建てると決めたら、依頼先をどこにするかまず決めることになります。

地元工務店、ハウスメーカー、設計事務所など依頼先はいくつかありますが、家族が抱く家づくりのイメージをきちんと叶えてくれる依頼先を選定したいもの。

「だけど、どうやって探せばいいんだろ?」

多くの方にとって家づくりは初めてのこと。そもそも工務店とハウスメーカーがどう違うかも分からない方も多いようです。

「ハウスメーカーが安心と聞くけど・・・」

「工務店が気になっているけど、どう探せばいいんだろ?」

ここでは、地元材を地元の工務店さんに日々提供しているする樋口製材が、『地元の工務店』の強みや選び方を解説します。

目次

    • 0.1 工務店とは?
      • 0.1.1 地域密着の工務店(地場工務店)
      • 0.1.2 フランチャイズの工務店
      • 0.1.3 ビルダー型の工務店(中堅ビルダー)
    • 0.2 地元工務店はハウスメーカーとどう違うの?
    • 0.3 地場の工務店の強み
      • 0.3.1 自由な間取りが可能
      • 0.3.2 地域材で柱・梁を「魅せる」のが得意
      • 0.3.3 無垢フローリング施工が気軽に取り入れられる
  • 1 地域の工務店に依頼する場合の注意点
    • 1.1 信頼できる工務店さんの見つけ方

工務店とは?

工務店とは戸建て住宅や地域の公共施設などを建てる会社。

はっきりと分けられているわけではありませんが、工務店はその事業内容で大まかに以下に分類できます。

地域密着の工務店(地場工務店)

地域に密着し、営業・設計・施工管理を一貫して請け負う小規模、中規模の建築会社です。

地元の材を使い、地元の職人さんを雇って家を建てることが一般的で、地場産業とされます。設計や施工を部分的に職人さんや別の施工会社に外注、委託する場合もあります。

会社ごとに施工の強みや特色が違います。その地域の気候や伝統的な意匠を汲んで設計に活かしてくれるところもあります。

フランチャイズの工務店

ハウスメーカーからの下請けメインで建築を行う工務店のことです。

もともとある地域で高い施工実績を持ち、そのノウハウを生かして独自の設計施工やプラン構成を加盟店で共有する仕組みなので安心です。

ビルダー型の工務店(中堅ビルダー)

ハウスメーカーのように大規模ではないけど、複数の都道府県を営業エリアに展開し、年間100棟以上建てる会社をビルダー、あるいは中堅ビルダーと呼びます。工務店の一種ですが、地域性の高い工務店とハウスメーカーの間の存在と言えます。

地元工務店はハウスメーカーとどう違うの?

「地域性の高い工務店・地場の工務店」について、ハウスメーカーとの違いを説明します。あくまで一般的なイメージであり、この限りではありませんが、

工務店 ・・・ 間取りや仕様材の自由な設計、選定ができることが多い。地域材の針や柱を見せる建築がしやすい。規格化されていないので内装や外装など細かな部分まで基本的に決定していく必要があるが、これが手間と感じる施主さんも。完成見学会は開催されるが、常時見られるわけではない(ただし、モデルハウスがあり常時見学できる工務店もある)。

ハウスメーカー ・・・ 標準仕様や規格化されたモデルがあるので、安心して家づくりを任せられる。いつでもモデルハウスを見学できることが多い。

工務店ハウスメーカー
価格会社による(坪単価が安い場合もある)ハウスメーカーによる
デザイン、間取りなど自由に設計できる(工務店によってはモデルがある)モデル設計、モデル仕様が下地になることが多い
工期4〜5ヶ月3〜4ヶ月
地域材の使用可能まれ
耐震性新耐震基準をクリア。会社やオプションコースによりさらに高い耐震基準をクリア新耐震基準をクリア。会社により、さらに高い耐震基準を自社で定めている場合もあり

地場の工務店の強み

自由な間取りが可能

工務店の場合、ベースとなる間取りがあって、それを下地に施主さんの希望を取り入れていくケースやゼロから間取りを作って家の形を決めていくケースがあります。

地域材で柱・梁を「魅せる」のが得意

ヒノキや杉、アカマツの木目は美しいものですが、大工さんは柱や梁としてその見せ方を知っています。

地場の工務店には刻み、ほぞについての知識と経験を持つ腕のいい大工さんがいるので、施主さんの希望の間取りや内装・外装デザインに対して、地域材をうまく活かして対応してくれます。昔からの在来工法を知る職人はまるで腕のいい料理人のように地元の材を上手に捌きます。

地場の工務店は地元の製材所から材を仕入れることが多いため、太い柱や梁が調達しやすいということもあるでしょう。

無垢フローリング施工が気軽に取り入れられる

ヒノキや杉の無垢フローリングが気軽に取り入れられる点も地場工務店の強みです。これも、地元の製材所から自由な幅のフローリング材を調達できるためです。

地元の工務店が施工した山梨県産杉を使った無垢のフローリング

なお、樋口製材では工務店の方にも一般、個人の方にも県産材のフローリング材を販売しております↓

杉、ヒノキの無垢フローリングの販売価格について|国産材・地域材|無節 or 節あり(特一)の場合

地域の工務店に依頼する場合の注意点

地場の工務店に依頼する場合、注意したい点のひとつは「保証」です。保証は工務店により異なり、10年保証や期限を区切らない条件付き保証などがあります。いずれも柔軟な対応で家のメンテを末永くしてもらえるのが基本です。

ただ、工務店が後継者不足などで廃業した場合、将来の家のメンテナンス(修繕、リフォームなど)を同じ工務店にしてもらえないリスクがあります。その場合には、あらかじめ代わりの工務店を紹介してくれますが、紹介はなく家主さん自身が探さないといけないケースも少なからずあるようです。そういうときにも、優良工務店に出会いたいものですが、その方法については次で。

信頼できる工務店さんの見つけ方

信頼できる工務店さんの見つけ方は、「知り合いに紹介してもらう」「建築関係の雑誌で知る」「完成見学会に行く」などがありますが、その地域の製材所を尋ねてみるのも意外とおすすめ。

いい大工さんを見つけたい

普段からその地域の大工さんや工務店に挽いた材を提供しているのでつながりがあるためです。おすすめの工務店さんを紹介してくれる場合もあります。

以上、「地元の工務店で家を建てるメリットと注意点」でした。

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