春先のとある日、伏見(名古屋)にオープン予定のカフェ 「moriwaku cafe」のご担当者からメールをいただきました。
「47都道府県すべての柱材を内装に活用するというコンセプトのmoriwaku cafeに、山梨県の1本として材を提供してもらえますか?」
moriwaku cafeは、飛騨五木株式会社さん(岐阜県高山市)が主宰・企画するカフェで、店内の柱に各都道府県の地域材を使うという斬新なプロジェクト。
その山梨県の1本として、杉でもヒノキでもその他でもおすすめの樹種の材を、とのことでした。
樋口製材としても、山梨の県産材をアピールできるのは光栄なので快諾。材を提供させていただくことにしました。
提供したのはやまなしで育ったヒノキ材
提供したのは以下の材。すぐに発送いたしました。
105mm角、3m材。山梨県産材。
※人工乾燥&自然乾燥。
梱包している風景。
カフェ 「moriwaku cafe」で柱になったときには、お客さん目線で柱に QRコードが貼られるそうです。それを読み取ると、樋口製材の取り組みが紹介される仕組みになっているとか。面白い企画ですね。
スカイプによるテレビ電話取材。
その樋口製材の取り組みを取材したいということで、三重大学の学生の吉井さん(このmoriwaku cafeを主催する飛騨五木株式会社さんにインターン中)からスカイプによるテレビ電話取材依頼が入りました。
WEB担当「社長。スカイプによる取材依頼が入りましたが、どうしますか?受けていいですね?」
樋口社長「スカイプってなに?」
WEB担当「テレビ電話です」
樋口社長「分かった。よろしく!」
という感じで、8月1日14時よりスカイプによるインタビュースタート(動画へのリンクは下にあります)。
インタビュー開始まもなくの様子。
木の挽きの説明に熱が入りだす社長。
インタビュー終わり。満足げ。
WEB担当の私は横でずっと聞いていましたが、インタビューされた方(三重大学の吉井さん)のインタビューの仕方はうまいと思いました。話の聞き出し方がうまいと感じました。
30分ほど続いたインタビューの中で社長の口元は次第にほころび、職人としての勘と哲学、木と製材を巡る記憶と経験の話がいろいろ出てきました。
その様子をYoutubeにアップしました、ご興味のある方はぜひご覧ください。
→youtube「挽き40年の職人に聞く、杉やひのきの用途や製材のこだわりなど。」
moriwaku cafeは8月11日にオープンしました。
カフェは8/11オープン。カフェの建設風景です。許可を得てここにも掲載させていただきます。
みなさん、是非足を運ばれてみてはいかがでしょうか。