本日、横須賀からトラックで樋口製材に来られたお二人がウッドデッキ材を購入されました。
山梨県産ヒノキ、幅120mm、厚さ3cmの材をそれぞれ46本、45本。お二人は横須賀の近所に住む友達同士で、それぞれ自分の家のウッドデッキを直すそうです。
掲載許可をいただいたのでご紹介させていただきます。
ウッドデッキをDIY
7、8年前に作ったご自宅のウッドデッキが古くなったため、お二人ともウッドデッキの入れ替えをDIYで行う予定。
ウッドデッキのDIYは簡単ではないので、やはり大工さんとか建築関係の方ですか?と聞くと、二人とも関係ないご職業とのこと(お二人ともフォトグラファー)。
『木組みはネットや本を参考にやり方を調べます。それでも最終的には自分の場所でどういうふうに仕上げるかは自分で考える。ああでもない、こうでもないとやってるのが楽しいし、できることは自分でやろうって』
自分でなんでもやろうとする人は多いですよ
『ぼくらが住んでいる横須賀は大都会でもなんでもない。山がち。なので、都会っ子ではないし、自分でなんでもやろうとする人はけっこう多いですよ。この道具ないなって友達に電話すると貸してくれるので、なんでもはじめから買わなくていいし。まあ、結局欲しくなって買っちゃうんだけどね』
こんなセリフがサラッと出てくるところがなんだか都会の人っぽいな♪
交通費を入れても安かった
横須賀からお越しいただきましたが、交通費を入れても近所で買うより安かったとか。
・軽トラレンタカー約6,000円
・高速片道3,000円
・ガソリン代3,000円程度
合計15,000円。二人で来られたので、その半分が実質交通費。交通費を入れても、ご近所で材を買うよりたいぶ安かったとのことです。
さらに、山梨まではるばる来ていただいたのはそれだけではなかったそうです。
国産材で作りたかった
『ずっと国産材がいいなと思っていて、ウッドデッキも国産材でやりたかったです。どうしてもデッキというとウリンとかハードウッドとが一般的だし、それの方がたしかに長く保つしいいんでしょうが、でも輸入材だから。今回は国産材でつくってみたいなと思って。あと、工場の感じを見てみたくて』
ありがとうございます!
『ウッドショックなど聞きますが、外材が入ってこなくなったのはピンチだけど国内林業にとってはチャンスのはずで、切りどきを失っていた国内の木が今はどうなってるのかな、と興味がありました。それで工場の感じとかを見てみたかった』
そんな興味を持っていただいて、大変光栄に感じました。たしかに、ウッドショックが、国内地域材の伐採を結果として促進した動向が見られます。
さっそく製材の様子をご案内し、山梨の場合の地域材の状況などを説明させていただきました!
突然のお願いだったにもかかわらず、快く取材に応えていただき、ありがとうございました。お気をつけてお帰りください。
後日、完成写真とレポートをいただきました!